2020年11月版 物質系モンスター評価まとめ
こんにちは、WEAVELです。
今回は、現環境でのマスターズGPにおいて、物質PTで比較的見かける物質系モンスターと、最近実装されたシグマを含めた計15体の評価をまとめてみました。
評価基準は主に単体での完成度で、2020年11月現在の環境も考慮します。
点数が高い程、完成されているモンスターで、現在の環境でも十分使っていけるという意味です。
最大10点で、高い順に紹介します。
武神クニクズシ 9.7点
強い点 :全体に会心2連撃
3ターン目に全体MP補給
欠点 :アンカーなので石化、封印されやすい
マヌーサに弱い
物質系アタッカー最強はクニクズシだと思います。
クニクズシといえば会心二天流です。HP1%以下なら70〜75%程の確率で会心が出ます(DQMSLサーチさんより)。しかも2回判定があるのでどれだけ壊れてるかが分かります。リーダーラプソーン等の高耐久も、会心を出せば一撃で吹き飛ばせます。
攻めだけでなく、守りや補助面でもスキがありません。いきなりマホカンタがかかるので超デスタムーアやラプソーンがいる呪文環境では非常に心強いです。
3ターン目には自動で全体のMPを回復してくれるので長期戦にも強いです。
弱点は石化と封印、マヌーサです。石化や封印はアンカー系なら仕方ないですね。
暗黒の魔人 9.5点
強い点:物理攻撃をシャットアウト
メガトンハンマーによるパンチ
暗黒障壁か、覆い隠すかの読みを押し付けられる
毎回リビルドの回復能力
欠点: 冥界の霧で回復不能に
パンチをよく外す
暗黒の魔人は、物理攻撃に対して最強で、ブレス、体技、呪文対策もできます。
最近においては呪文アタッカーの火力が凄まじいので、防魔の鼓動だけで呪文対策は物足りなさがあります。
3ターン目、5ターン目以降は防御力が飛躍的に上がるためパンチで超魔王も撲殺できます。素早さが低過ぎるのでよく外しますが…
毎回リビルドでHPが約半分回復するので、一気に倒せる火力を出せない相手を詰ませることができます。
冥界の霧の回復封じを喰らうとリビルドが発動しなくなるので、お供のモンスターに光の波動を持たせておいた方が良いです。
余談ですが、星1なのは、当時浪人中で暗黒のメダルを集めてる場合ではなかったからです(泣)
宵闇の魔人 9.5 点
強い点: 封印の呪い
欠点: 属性耐性
封印の呪いは、自身を倒したモンスターを大きく弱体化させることができます。相手の主力モンスターに刺さればウエイト14とは思えない程の仕事をします。
欠点を無理矢理挙げるなら、属性耐性がドルマ以外全て等倍なので、封印の呪いの影響が少ないディアノーグやピサロ等に落とされやすいことです。
キラーマジンガ強 9.0点
強い点:加速装置とブレードゼロ
欠点: 属性攻撃に乏しい
ラプソーンがいると動き辛い
特性が非常に強力です。加速装置は勿論ですが、1ターン目に状態異常にかかる場面もあるのでオートリペアも便利です。
ブレードゼロは、仁王立ちされても倒せれば中身の状態変化を解除できること、斬撃を回避や反射されたとしても状態変化を剥がせるという仕様があり、凍てつく系攻撃技の中でも抜群に使いやすいです。
欠点は、属性攻撃が無いことです。賢さに種を振る余裕は無く、メゾラゴンは付け難いためプロトスターフレアが候補になります。
もう一つは、ラプソーンの「行動するまで闇の結界」に弱いことです。
2ターン目にもブレードゼロをすることが多いのですが、バイキルトがかかった分、反射で受けるダメージも大きくなるのでかなり痛いです。
キラークリムゾン 8.7点
強い点:突破装置
紅蓮の爆雷で魔王を吹き飛ばせる
欠点: 遅いので、行動できるかはくじけぬ心の運次第
突破装置の力溜め+紅蓮の爆雷で魔王PTに壊滅的な威力を出すことができます。
2ターン目にピオラがかかるのも便利です。
攻撃力が異常に高いのでグランドインパクトやおぞましいおたけびの破壊力も凄まじいです。
弱点は、遅いので敵の攻撃をくじけぬ心で耐え抜く必要があることです。
クニクズシならマホカンタやバギ耐性がありますが、キラークリムゾンは素の耐久力が低いのでくじけぬ解除や心砕きを喰らうとそのまま動けず終わることが多いです。
氷炎将軍フレイザード 8.7点
強い点:殆どの超魔王を見れる
勝利への執念
欠点:
超ゾーマ以外の超魔王に対して有効打を持ちます。一応ギラマータを覚えさせれば超ゾーマも見れます。
勝利への執念のお陰で昇天さえされなければ動けるのも強いです。
シグマ 8.5点(仮)
強い点:速い
常にマホカンタ
欠点 :HPの低さ
物質系で貴重な超高速モンスターです。
その素早さの高さですが、種振りメタル爪込みで641です。ここまで速いと、キラーマジンガ強(同様に619)と十分な差があるので
シグマで盾剥がし→マジンガで中身のバフを剥がす といった動きができます。
今まで、サージタウスやアイアンクック→マジンガという順で行うことがあったのですが、乱数で行動順が逆になることがよくありました。
しかしシグマなら上手くいく可能性が高く、マジンガを遅くする必要性が減ります。
もう一つ特筆すべき点は常にマホカンタです。
剥がされなくて、蘇生しても消えないのが強力です。
今の環境に刺さるし、ウエイト14とは思えない程仕事します。
HPが極端に低いのが欠点ですが、ダークマターリーダーにすることで800弱とそれなりにはなります。
バロンナイト 8.2点
強い点:身代わり時呪文耐性2ランクアップ
欠点:
ラプソーンや超デスタムーアの呪文環境によりロイヤルガードが有能です。
ダークマター 8.0点
強い点:全体蘇生+系統バフ
起爆装置
アイアンクローが身代わり無視
欠点: 石化、封印に弱い
オーバーホールが失敗する
自身がせん滅司令の恩恵を受けない
状態異常耐性の悪さ
イオが効かない相手には何もできない
系統の王ダークマターはオーバーホールで蘇生と攻撃力、素早さ30%バフを全体にかけられるのが強力です。
起爆装置も便利で、ミリ残しの敵を倒すことや仁王立ち剥がしにも役立ちます。
アイアンクローが身代わり無視なのが強いです。マインドバリアがかかってない、動かれたら厄介な敵(超ハーゴン等)を止めることができます。
弱点はまず、相手からすれば1ターン目にほぼオーバーホールを使うことが分かりきっているので、石化や封印を決められやすいことです。
ちなみにオーバーホールは+3で成功率約90%ですが、複数体復活させるとなると失敗することがザラにあります。
低確率ゆえ、ホントに萎えます。
1回しか使えなくて、全回復する訳じゃないし個人的には100%でいいと思います。
息と呪文がメインなので自身にせん滅司令で火力アップができないのが辛いです。
グレネードボムが体技なら良かったんですが(ジェマやworldに体技が効かないのでこの限りではない)。
一応キラーコマンドという体技がありますが他の有用な特技を外してまで入れる特技枠がありません。
状態異常耐性もマヒ、混乱、眠り等倍という、系統王と思えないくらい悪いのでバリアを剥がされるか2ターン目になると簡単に足止めされます。
デフォルト特技だと、イオが効かない超魔王には何もできないのでメゾラゴンは付けた方がいいです。
サージタウス 7.7点
強い点:スーパーブーストが壊れてる
ロストスナイプが便利
欠点: 体技に偏りがち
いきなりピオラ、2ターン目2.5倍力溜めというのがシンプルにぶっ壊れ特性です。
ロストスナイプとダークマターのアイアンクローとの組み合わせで超ハーゴンを一切行動させないことができます。
困ったことに、新生前の特技のサンダーボルトとロストスナイプの使い勝手が良いので引き継ぐ、となると全て体技になります。
2.5倍力溜め状態でラプソーンやworldに反射されるとすぐ自滅するので注意が必要です。
ゴッドバロン 7.5点
強い点:行動が読まれにくい
欠点: こうどうはやいが不安定
特技改造前提です。
キャンセルステップ、メゾラゴン、おぞましいおたけびなどを付けることで、バフ剥がしや盾剥がしができるし、おいかぜやマホカンタで仁王立ち役のサポートもできます。
特技の選択肢が豊富なので読まれにくいです。
こうどうはやいが発動して、速攻PTや系統PTに対して上から止めにいけるのが強いです。
しかし、発動するかしないかは半々なのであまり信用はできません。
メカバーン 7.5点
強い点:常にマホカンタ
欠点: 耐性
常にマホカンタを持っているので現環境に合ってます。
ゲマやディアノーグエースの先制PTにも強いし、メゾラゴンで盾を剥がす戦法が通用しません。
ビリビリボディは役に立ちそうで役に立ったことが殆どありません。
欠点は、属性耐性がデイン以外は通るので、マホカンタを活かせないまま盾剥がし役に倒されやすいことです。
守護神ゴーレム 7.5点
強い点:常にスカラ
欠点: ザキが効く
ウエイトの重さ
仁王立ち役ですが、アースクラッシュが強いので鈍足アタッカーにもなれます。
常にスカラが、ステータス変化封印を喰らっても消えないので、安定した威力を出せます。
仁王立ちとして、物理、体技には強いものの、現環境でメジャーな呪文と儀式にはからっきしです。
ザキが効くのも仁王立ちとして不安要素です。
源氏の盾を持たせたいですが、盾役に魔王並みのウエイトを割くことになるので、高ウエイトルールでないと活躍させ辛いです。
オーガキング 7.5点
強い点:ヒャド無効
欠点: ザキが効く
ヒャド無効なのでディアノーグに強いです。
宵闇の魔人と比較すると、あちらの方がウエイトが軽く封印の呪いが強力なので、どうしても見劣りしてしまいます。
アイアンクック 7.0点
強い点:自然PTに強い
欠点: やることがない
ミラーステップがあると雷鳴の舞踊と太古の舞踏を防げるので自然に対して強いです。
それ以外はあまりやることがないです。
盾剥がししてもいいですが、そこまで速いわけでないので微妙です。
メダパニブレスは物理寄りの物質PTとは相性が良くないです。
以上、11月版 物質系モンスター評価まとめでした。
やっぱりクニクズシが未だに強いです。ラプソーンにしろ超魔王にしろ、クニクズシさえいればなんとかなるくらいです。
会心完全ガード持ちモンスターがそのうち出てきそうですが。
系統の王ダークマターにはまだまだ頑張って欲しいです。
ラザマナスやポセイドンが特性を6個持ってるのに対してダークマターは5個で、1個枠があります。この枠には個人的に、物質系に爆発の使い手を付与する特性が欲しいです。
もしくは自身への封印やゴールドアストロンを防ぐor自動解除が欲しいです。
キラーマジンガやサータウスはラプソーン新生で厳しくなりましたが、力溜め系の特性がやはり強いので、超マスターエッグでラピッドステップなど高倍率の踊りが来ればまだまだ化けれます。
あとはアイアンクック、キングミミックの新生が待ち遠しいです。
色々話し出すと長くなるので、この辺で失礼します。