マスターズGPの環境をガンダムシリーズの機体で例えてみた
こんにちは。ウィーベルです。
今回はマスターズGPで環境上位のモンスターをガンダムシリーズに登場するモビルスーツやモビルアーマーで例えてみました。
最近のGPの環境が混沌としてきてるので、何らかの例えで表現したくてこの記事を書くことになりました。
ガンダムシリーズが分からない人でも理解しやすいよう、なるべく専門用語に説明を加えるようにしました。
機体が持つ兵器、武装をモンスター照らし合わせます。
ちなみにウエイトが高い程、モビルアーマーのような大型兵器になる傾向です。
それではいきます。
ウルノーガ&ウルナーガ → ガデラーザ
ガデラーザは、「機動戦士ガンダムOO劇場版」に登場する、全長300mを超える超大型モビルアーマーです。その戦闘力は高く、MS5個小隊(MS約30機)分と同等以上とされています。ガンダムシリーズ全作品を通した最強MAとして名前が挙がる程です。
主な武装
- GNブラスター 機首部に1門搭載されている大型粒子ビーム砲。艦艇クラスの敵機も一撃で破壊できます。「闇の閃光」に相当します。
- GNビームガン 「陰惨な暗闇」に相当します。
- GNミサイル
- GNファング ファングとは、母体から無線で遠隔操作され、搭載されるビーム砲を用いて攻撃する小型兵器です(ファンネルも同じ)。これが計154基も搭載されています。 小型兵器と言いましたが、ガデラーザのものは大型トラック程の大きさみたいです。 「氷竜乱舞」に相当します。
- 隠し腕 文字通り、機体内部に隠された腕です。不意打ちに使用するものです。 「喰いつくす」に相当します。
特殊機能
- トランザムモード
トランザムとは、機体が赤く発光することで、一定時間出力を3倍に引き上げることができる特殊システムです。
ちなみに原作でガデラーザはトランザムを使うことはありませんでした。
ウルノーガ&ウルナーガはゾーン状態に入ることができるので、これがトランザムモードに相当するといっていいでしょう。
アレフガルドの伝説 → ガンダム試作3号機デンドロビウム
デンドロビウムは、「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」に登場する、MSと巨大武器庫がドッキングした機体です。最大全長140mを誇ります。
モビルアーマーの圧倒的攻撃力と、モビルスーツの高い汎用性を併せ持っていて、拠点防衛・攻略を想定した戦術兵器としての性格が強く現れています。
主な武装
- メガ・ビーム砲 全長90mの大型ビーム砲です。その威力は標準的な艦艇の主砲を凌駕すると言われています。「竜王の息吹」に相当します。
- 大型ビーム・サーベル 大型クロー・アーム(画像左下の足に相当する部分)から展開される、対艦用の高出力ビームサーベルです。ガデラーザクラスの大型モビルアーマーを貫く様はまさに「勇者の一撃」です。
-
マイクロミサイルコンテナ 三角柱状のコンテナで、射出後に計108発もの小型ミサイルを発射します。「勇者のきらめき」に相当します。
全てを滅ぼす者ゾーマ→ ネオ・ジオング
ネオ・ジオングは「機動戦士ガンダムUC」に登場する超巨大モビルアーマーで、機体のメカニズム等謎に包まれた部分が多いです。116mを誇ります。
スカート内のスラスターの推力は非常に高く、1基だけで戦艦と同等とされます。
防御力も並ではなく、非常に堅牢な装甲を持っています。
特殊機能はサイコフレーム、Iフィールド、インテンション・オートマチック・システム、サイコシャードなどが色々あってが複雑で、説明すると長くなるので省きます。
主な武装
-
大口径ハイメガ粒子砲 腹部に1門内蔵されているビーム砲。本機の武装の中でも最大級の火力を誇ります。「滅びの呪文」に相当します。
-
有線式大型ファンネル・ビット ガデラーザのファングの有線版みたいな感じです。「爆裂のこだま」に相当します。
剣神ピサロ → ノイエ・ジール
ノイエ・ジールは「機動戦士ガンダム0083 スターダストメモリー」に登場する試作型モビルアーマーで、デンドロビウムと死闘を繰り広げた機体です。
76.6mありますが、各部に大型スラスターを備えているため運動性は非常に高いです。格闘武装がありますが、ビーム兵器主体である為、Iフィールドのようなビーム兵器を防ぐ機能を持つ相手との戦闘は不利です。ちなみに多くのMAはビーム兵器に耐性があります。まるで剣神ピサロが超魔王相手に苦戦する様子です。
また、複雑化した火器管制や機体制御により、この機体を扱えるのは高い実力を持ったパイロットに限られます。剣神ピサロが上級者向けなのと同じです。
作中ではパイロットの高い技術もあり、デンドロビウムと互角以上の戦いを繰り広げました。
邪神官ハーゴン/破壊の邪神シドー → ラフレシア
ラフレシアは、「機動戦士ガンダムF91」に登場する試作型モビルアーマーです。名前の通り巨大な花のような形状の機体で、雄しべを思わせる中央ユニットに、花弁のようなバインダーが5基接続されています。機体の制御は思考操作によって行われます。自分が思うがままに機体を操れる訳です。このシステムに適応するため、パイロットは強化人間になる必要があります。
37.5mと、MAの中では小さめですが、艦隊を壊滅させた最強MAの一機に挙げられます。
主な武装
- テンタクラーロッド 無数の触手で、有機生物のような可動が可能です。超ハーゴン/シドーの嫌らしい感じに合います。相当するのは「邪神の乱撃」でしょうか。
- メガ・ビームキャノン 「破壊神のさばき」に相当します
-
メガ粒子砲 「暗黒弾」に相当します。
闇の覇者りゅうおう → ビグ・ザム
ビグ・ザムは「機動戦士ガンダム」に登場するモビルアーマーで、全高59.6mです。
元祖大型モビルアーマーということで、最初に実装された超魔王である超竜王にしました。量産も視野に入れられていたようですが、運用されたのは試作初号機のみでした。
口の部分から大型メガ粒子砲、脚部にはクローなどの武装があります。全方向にメガ粒子砲を発射することも可能です。
狭間の王デスタムーア → デビルガンダム
デビルガンダムは「機動武闘伝Gガンダム」に登場するモビルファイターです。(Gガンダムの世界では機体を全てモビルファイターと呼ぶ) 第一形態、第二形態、最終形態(画像1枚、2、3枚目)があります。超デスタムーアと同じです。
「自己再生」「自己進化」「自己増殖」の三大理論を備えた究極のガンダムです。本来はアルティメットガンダムと呼ばれていましたが、暴走して人類抹殺を目的としたデビルガンダムへと変貌しました。
本機はDG細胞といって、自動修復機能の他、物質に取り付いてデビルガンダムの都合のいい形に変質させる特殊機能があります。超デスタムーアは変身すれば回復しますが、そこまでしつこい超魔王ではないです。
最終形態になると、肩部から巨大な手、デビルフィンガーが出現します。
必殺技はメガデビルフラッシュです。
堕天使エルギオス → ∀ガンダム
神像として祭られていて山から出土したMSで、その正体は遥か昔の地球の文明を「月光蝶」によって破壊した最強クラスのモビルスーツです。
その気になれば地球すら破壊することができる最恐のガンダムでもあります。
ガンダムシリーズの富野由悠季監督は、∀ガンダムがMSで最強であると公言してしまっているくらいです。
主な武装
- ビームサーベル、ビームライフルなど
- 月光蝶 背部からナノマシンを広域散布し、人工物の分子結合を破壊し砂状に分解する兵器です。過去に∀ガンダムはこのシステムによって地球文明を文字通り分解しました。つまり、今までの歴史を無かったことにしたという意味です。この消された時代を黒歴史時代といわれ、皆さんが使う「黒歴史」という言葉の語源になりました。モンスターにかかったあらゆるバフ、バリアをかき消す「光極の舞」はまさに月光蝶です。
- 対MS無力化兵器(詳細不明) ガンプラの説明書にしか載っていないような兵器で、装備される予定だったという設定です。恐らく「天使の理」や「堕天使のつばさ」に相当しそうです。
神獣王ケトス → ソレイユ
ソレイユは「∀ガンダム」に登場する艦です。
なんとこのソレイユ、「月光蝶」にも耐えるバリアが搭載されています。
そのため、防御力についてはシリーズを通して最高クラスの戦艦といわれています。
白いボディ、極光の舞(月光蝶)を余裕で受け止められる姿はまさにケトスです。
神獣王WORLD → νガンダム
「νガンダム」は、ガンダムタイプとしては初のフルスペックなニュータイプ専用機でもあり、誘導兵器「フィン・ファンネル」が装備されています。
「全ガンダム大投票」ではMS部門で1位を獲得した王道の機体です。
「たかが石ころひとつ、ガンダムで押し出してやる!」
アムロ・レイの能力も相まって戦闘力は言わずもがな最強クラスで、まさに実装当初猛威を振るった神獣王WORLDです。
オルゴ・デミーラ → ユニコーンガンダム
ユニコーンガンダムは、「機動戦士ガンダムUC」に登場する主人公機です。
全身のフレームをサイコフレーム(思考だけで操縦可能にするための特殊構造材)で構成した「フル・サイコフレーム」と呼ばれる構造を採用しています。
通常の「ユニコーンモード」から最大稼動が可能な「デストロイモード」へと「変身」する事が可能で、瞬間移動さながらの高い機動性も発揮できるようになります。
武装のビーム・マグナムはビームライフル4発分の威力を誇ります。大型MAも一撃で撃破できるくらいです。これが「天崩邪弾」に相当します。
暗黒神ラプソーン → ウイングガンダムゼロ
ウイングガンダムゼロは、「新機動戦記ガンダムW」に登場する機体です。主武装のツインバスターライフルは過剰な攻撃力を誇ります(過剰な威力といえば暗闇の流星)。それだけでなく、「ゼロシステム」とうパイロットの脳を操り、最短の勝利の為に自らの命を犠牲にするような危険なシステムも搭載されています。
魔剣士ピサロ → ダブルオークアンタ
ダブルオークアンタは、「機動戦士ガンダムOO劇場版」に登場する機体です。ダブルオーライザーの後継機であり、同機ですら追従できなくなっていた刹那・F・セイエイの能力に対応するべく木星にて開発が進められていました。
本機は戦闘用ではなく「対話の為」の機体ですが、純粋な機動兵器として見た場合でもその戦闘力は絶大で、作中最強クラスです。(戦闘シーンは殆ど見せ場は無かったが)
また、ガンダムシリーズの中で銀河を越え、外宇宙へ飛んだ初めてのガンダムであります。圧倒的な速さを持つ魔剣士ピサロはダブルオークアンタといっていいでしょう。
まとめ
以上、超魔王、超伝説、神獣王、超魔王だけになってしまいましたが、ガンダムシリーズの機体で例えてみました。
本当はもっと載せたかったですが、なかなか思いつかなくなりました。
とりあえず伝えたかったことは、これらの機体で溢れかえってる今の環境じゃ並みのMSでは渡り合えないということです。もちろんパイロットの技量もありますが....